
「いただきます」は居場所のはじまり。
あなたも誰かの居場所になれるかもしれない“さとっこ(元委託児童の若者)”が養育家庭経験を語るーー料理でつながる、未来の里親と若者たち。
東京都の養育家庭(里親家庭)で育った元委託児童の若者たちによる企画・運営のもと、東京都の里親制度を広く知ってもらうための普及啓発イベントです。
「さとっこキッチン」が、2025年7月5日(土)11:00~14:00に東京都国分寺市の「カフェといろいろ びより」にて開催されます。主催は特定非営利活動法人キーアセット(本社:大阪府、代表理事:渡邊守)です。
本イベントは、養育家庭経験の若者とイベント参加者が料理を一緒に行うことで自然に会話が生まれ、養育家庭での生活や若者たちのリアルな声に自然に触れられることを目的としています。里親制度の理解を深め、今後の里親制度のあり方を元委託児童の若者の声を通じて一緒に考えてみませんか?
※ 「さとっこ」とは、養育家庭で生活した経験を持つ若者自身が名付けた愛称です。
■背景:なぜ今、“さとっこ”が動き出すのか
東京都には、さまざまな理由により家庭で暮らせない子どもが約4,000人います。その多くは児童養護施設等で生活していますが、実は“家庭で育つ”という選択肢「里親制度」も存在します。しかし現在の日本では、里親に対する誤解や情報不足から、養育家庭登録数が十分とは言えず、多くの子どもたちが「家庭的な環境」で育つ機会を逃しています。今回のイベントは、「制度のハードルを下げたい」「もっと当事者の声を聞いてほしい」という思いを持つ“さとっこ”たちが、自らの経験を社会に伝える第一歩です。
■イベントのキーメッセージ
- “さとっこ(元委託児童の若者)”企画・運営!元委託児童の若者だからこそ伝えられる、養育家庭での生活や里親さんとのエピソードが聞ける
- 料理を通して、養育家庭の生活のリアルから里尾制度を想像する機会の創出
- ニュースでは見えてこない、“当事者の声”がここにあります
■イベント概要
イベント名:さとっこキッチン
日時:2025年7月5日(土)11:00~14:00
会場:「カフェといろいろ びより」 東京都国分寺市南町1-14-7 プラウド国分寺1F (国分寺駅より徒歩5分)
対象:東京都内在住の20~60代男女/社会貢献に関心のある方/教育関係者/自治体職員など
内容:・元委託児童の若者の自己紹介、東京都の里親制度説明
・参加者全員による生春巻き作り
・元委託児童の若者&養育家庭里親のトークセッション
申込方法:キーアセット東京国分寺事務所へ電話または、Googleフォームからお申込ください
参加費:無料
◎ご予約・詳細はこちらから
小平児童相談所フォスタリング機関キーアセット
042-314-9031(平日9:00~20:00)
※小平児童相談所の管轄地域は小平市・小金井市・国分寺市・西東京市・
清瀬市・東大和市・東村山市・東久留米市・武蔵村山市の9つの市が対象となります。