養育里親になるために

キーアセットは4つの「取り組み」を
中心に活動をいたします

 

実親や家族と離れて生活しなければならなくなった子どもたちを中心に、彼らの人生にポジティブな変化と長期的な利益がもたらされるよう、里親養育の質の向上に役立つ活動に努めます。また、子どもと若者たちの養育に責任のある組織や個人の皆さまと協働させていただくため、信頼される組織となるよう努めてまいります。


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リクルートとアセスメント


キーアセットは養育里親のリクルート活動を、各地域のニーズに応じて行います。
ターゲットグループを絞った広報啓発(メディアの活用、リーフレットの配布、DVDの作成)等を行いますが、“口コミ”によるリクルートも効果的な方法の一つとし、より早く皆さんに伝わることにも重視しています。
そしてリクルート後に続くのが、アセスメントです。透明性の高いアセスメントは、キーアセットの特徴のひとつだと考えています。このアセスメントによって、キーアセットが里親家庭をどのように評価しているのかということを、児童相談所だけでなく里親家庭も理解することができます。この透明性は、里親家庭と児童相談所の間という難しい立場にあっても、里親との信頼関係を築く助けとなっています。


02

理解を深めるトレーニング(ワークショップ)


研修は、キーアセット独自の『養育への旅』というテキストを基にプログラムされています。キーアセットでは、研修を“学び”としてだけでなく、アセスメントやキーアセットとの信頼関係を築く機会としても利用しています。具体的には、ワークショップのなかで参加者(里親希望者)が必ず意見を述べるようにデザインされているため、その里親希望者の養育に対する考えや、他者の意見を受け入れる姿勢などを知ることができます。また、トレーナー(キーアセット)が里親希望者に養育者として期待することも伝えるため、相互理解の重要な機会になっています。


03

強みに基づいた関係構築


子どもが健やかに成長するためには、養育者が子どもの強みに基づいて育むことが大切です。キーアセットでは、里親さんとの関係を築いていく際にも強みにフォーカスして関わっていきます。苦手とするところは一緒に考え、解決へと導いていきます。それは、関係機関との関係性においても同様です。チームで子どもたちを育むために必要な「強みに基づいた信頼関係の構築」を今後も継続して実施していきます。


04

登録後のサポート


強みに基づいた関係性をさらに深めていくために、里親登録後のサポートは欠かすことができません。サポートの一つである家庭訪問は、問題やネガティブな情報のみを共有化するこのではなく、子どもの成長やポジティブな変化を一緒に喜び、里親家庭のどのような強みがそれらを引き出したのかといったポイントに着目しフィードバックするように努めています。
家庭訪問はサポートの一例ですが、養育里親としての登録を受けた後も、子どもを家庭に迎えるまでの準備期間から、子どもが家庭で生活している間はもちろん、新しい環境に旅立った後のフォローに至るまで私たちは様々なサポートを継続していきます。


キーアセットは
Martin James Foundation
のメンバーです。